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初夏の「ちいさい秋」みつけた

緑あふれる初夏ですが、所々に「秋」の景色があります。


例えば、常緑樹のクスノキやカシの木は、春から初夏に紅葉したり、落ち葉を散らしたりします。
南が丘公民館へ行く階段には、そのような落ち葉が積もっていて、これだけ見ていると何だか秋のようなのです。

その、南が丘公民館からの練習帰り、住宅街の中に、光る小さな草原を見つけました。

近くへ行ってみると、麦がたなびく野原です。
収穫のためではないらしく、好きなように伸びていて、それがまた自由な感じです。
初夏を表す「麦秋」というすてきな言葉があります。
黄金色とはいきませんが、子供の背が隠れるくらいに高く伸びた麦に、明るい色の穂がキラキラと風に揺れて輝き、それはきれいでした。

今日の練習では、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」の音取りをしました。この歌詞には「思い出す春の日(夏の日、秋の日)」という言葉がでてきます。それぞれの時に、「一人ぽっちの夜」にはどんな季節感があったのでしょうか?

 

「ちいさい秋」にも、今の時期ならではの季節感があります。自然豊かな秦野では、こんな季節の便りをいろいろ受け取ることができます。