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届きますように

今年の秋は、キンモクセイの花も、栗や梨の実も、いつもより遅かったような気がします。
しかし11月に入って、ふと気が付くと、風景はすっかり秋の赤い色に変わっていました。
いつの間に…?と、ちょっと驚くほどでした。


渋沢公民館へ練習に行くと、演奏会のチケットとチラシ(最近はフライヤーと言いますね)が仕上がって、用意ができていました。

広報係さんを中心に皆で協力して、配ったり設置したり、いろいろな場所や機会を利用して、皆様に届けます。

チラシの図案の中心は、小鳥が止まった1本の木です。

あなたが いっぽんの木であればいい
 (新川和江 詩 『鬼ごっこ』より)

こころの大地の真ん中に
背の高いまっすぐな木を植える
 (覚 和歌子 詩 『こころの地図』より)

 

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら
 (荒井由実 詩 『やさしさに包まれたなら』より)


… そんなふうに、演奏会でご披露する歌の言葉ともイメージの重なる図案になりました。

 

チラシに載せたご案内が、秦野市内に、近隣の町に、あるいはもっと遠くに、散らばってゆきます。

手にした方に、絵柄の木の上から小鳥が呼びかけてくれるでしょうか。

「MIMIが歌うよ!春には、どうぞ聞きに来てね」