11月も半分が過ぎ、今年も残すところあと40日あまりとなりました。
各地で紅葉が見ごろになり、南が丘の樹々もだいぶ色づいてきています。
緑道は落ち葉の絨毯が敷き詰められ、風が吹くたびにドングリがその上にポトンポトンと着地する音が聞こえてきます。
まさに秋の音ですね。
さて、今週はMIMIの総会がありました。(MIMI は10月締めです)
一年の区切りとして活動の振り返りや会計報告があったあと、今後のMIMIのあり方について話し合いが持たれました。
今年、MIMIが舞台に立ったのは一度だけ。
そのたった一度の舞台がどれほど皆の気持ちをキラキラさせたか、きっとメンバー全員が全身で感じたことと思います。
コロナ禍以前は定期的に舞台に立っていたことで常に目標があり、それを達成しようとする皆のエネルギーで満ちていましたが、この2年は舞台に立つ機会が減り明確な目標がない状態が続いたことや、緊急事態宣言で長期休みを余儀なくされたことで、声も"うたごころ"も錆び付いてしまったように思います。
総会では、この状況を踏まえて今後どうしていきたいのか、それぞれのMIMIに対する想いを伝え合いました。
その中で多くのメンバーに共通していたこと…それは、先生方のことが大好き!メンバーが大好き!つまり"MIMIが大好き!"ということでした。
また、やるからには上手くなりたい!上を目指したい!という意見も多くみられました。
それぞれに年齢的な懸念や仕事との兼ね合い、健康面での不安を抱えていても、MIMIで、そしてこのメンバーで歌い続けたいという皆の気持ちを再確認することができました。
合唱は世間的にはまだまだ受け入れられる状態にはないかもしれません。
でも諦めたらそこで終わり。
やりたいけどやれない…仕方ない…ではなく、できる範囲で前向きに方法を探そうという気持ちが大事なのだと思います。
話し合いの中でメンバーのひとりがこんなことを言っていました。
「今日が一番若いのよ!」
そうです、明日より今日、来年より今日が若いのです。
チャンスは貯蓄できないし、せっかく選択肢が目の前にあっても背を向けてしまったらもったいない。
守りに入るのは簡単ですが、それでは前進できません。
この総会はコロナ禍前の気持ちを思い出させてくれた、とても前向きで実りあるものとなりました。
そして新しい目標もできました。
ひとりひとりの想いが同じベクトルを持ったとき、きっとそれは大きな力になるでしょう。
MIMIはこれからまだまだ進化します。
この先もずっと歌い続けていくために…
今後のMIMIに乞うご期待です!
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